「腕振り」ランネット ランナーの知恵袋
ランナーの知恵袋に腕振りに関する役に立ちそうな記述があったのでリンクを。
●1
腕振りとは、腕を振ることを意味しない。
腕は振り子にすぎない。
鎖骨を交互に前後させる動作が腕振りであって、腕は鎖骨の振りによって投げられているにすぎない。
投げられた腕は遠心力となり、体全体の推進力となる。
→ゼロベースランニングという本でも同様の事が記述されています。
●2
腕の形は人それぞれである。
左右異なるランナーも多い。
(特にアフリカのランナーは、肘を極端に曲げ、拳が首のあたりにあるランナーも多い…不思議だが)
ただし、振り子なので、原則、肘の角度は一定で、腕は、肩から先は一個の物体となるようにする。
もちろん、リラックスするために時々、腕を遊ばせたりすることはある。
手のひらは、開いても握ってもいいが、拳を強く握ると(振り子として)ロスがでるので、力を抜く。
一流ランナーをTV中継で真横から観察すると、どのランナーも上記にあてはまるのがわかる。
すなわち、胸と背中が交互に見える。
→私の場合、気がつくと親指が立っている事が多いです。無駄に力が入っているんでしょうねw
●3
スピードの変化は腕ふりによっておこなう。
スピードアップは、引き腕を強くする。
肩がいからないよう、鎖骨をダイナミックに揺する。
●4
感覚として、右腕を引いた時、その反動で自然と右脚がおくれているようになり、
上体と下半身がネジレのようになれば、
フォームは飛躍的にスムースとなる。
→これ、意識して少しずつ出来てきているような気がしますが、、
●5
アップダウンに関し…
登りでは、腕を下げていく、拳を地面にたたきつけるイメージ
下りでは、腕の引きを抑えてバランスをとる。
→金哲彦さんも同じ事をおっしゃっていました。
●6
その他フォームに関し…
目線は下にならないようにする。
体の前傾には意味がなく、かえって膝を前に出せなくなる。
体を立て、前方をよく見る。
そのために体幹のトレーニングが重要となる。
→昔は前傾を意識しすぎて腰から折れるようなフォームになっていました。これだとフル後半は失速します。。
以上、参考情報です。